ISS

2025年1月13日の夜、日本の上空を通過する国際宇宙ステーション(ISS)を観測しました。
夜空にひときわ明るく輝く点が、音もなくゆっくりと移動する様子は、星とは明らかに異なる存在感があり、思わず見とれてしまいました。
写真に写るその一点の光が、400キロ上空を秒速約7.7キロで飛ぶ巨大な実験施設だと思うと、宇宙がぐっと身近に感じられます。
ISSは2030年頃に運用を終了することが決まっており、こうして目にする機会も徐々に限られていくでしょう。
あと何度この光景が見られるのかと考えると、一瞬一瞬がかけがえのないものに思えます。
次の世代の宇宙ステーション構想もありますが、ISSが夜空を横切る姿は、まさに今しか見られない“時代の光”なのかもしれません。
これからも空を見上げる楽しみを忘れずにいたいと思います。