運動会の華
先月、小学校の運動会に行ってきました。
小さい頃に我が家に遊びに来てくれた少年が話かけてきました。
彼はリレーの選手に選ばれたことを誇らしげに教えてくれました。
対抗リレーは運動会の華ですよね。
昔読んだ村上龍の小説にこんなようなことが書いてあった気がします。
人々は足の速い人が好きだと。
何故なら昔々人類が狩りをしていた頃、足の速い人は獲物を捕ってきて
お腹を空かして待っている人々にその獲物を与えていたと。
その時の記憶がDNAに刻み込まれているのだと。
絶対にそうだと思います。
校庭の白線を見るだけで気分の悪くなる鈍足の私のDNAには、
足の速い人への感謝と憧れがしっかりと刻まれています。
声をかけてくれた少年の走る姿に感動をしながら精いっぱいの応援をしました。
534