老若男女が集うシェアハウス
昨夜、テレビ東京の「ガイアの夜明け」を観ました。
26年前の阪神淡路大震災で壊滅的な被害を受けた神戸市長田区は、市内で最も高齢者がいる地域だそうです。
4年前に介護付きシェアハウス「はっぴーの家ろっけん」がオープンし、認知症や要介護などの高齢者が暮らしています。
通常の介護施設と異なるのは、1Fのリビングに親子連れや学生、外国人といった、介護とは無縁の人々で賑わっています。
何故賑わっているかというとリビングをコミュニティスペースとして解放していること、そして、そこで生まれる
「持ちつ持たれつ」にある。「はっぴーの家ろっけん」では、近所の母親が買い物に行く時などにわが子を入居している
高齢者や近所の人に見てもらう一方、母親はその入居者の話し相手をしたり、資格が必要のない簡単な介助の手伝いをする。
こうして助け合うことで世代をこえた交流が生まれ、介護スタッフの負担も軽減できるのだという。
現在、コロナ禍で助け合いがしにくい状況ですが、また施設運営者は手立てを考えているようです。
聞いたり見たことが無かったので、持ちつもたれず関係で上手くやっていくことに感激し、気持ちがほっこりしました。