生活費
昨今、すべてのものが値上がりしていると感じていませんか?
食品や燃料、電気や水道など、日常生活に必要なものがどんどん高くなっています。
これはどうしてなのでしょうか?原因はいくつかありますが、主なものは以下のとおり
と言われております。
・ 供給不足:新型コロナウイルスの影響で、世界的に物流が滞り、生産や輸送に支障が
出ています。これにより、需要と供給のバランスが崩れ、供給が不足すると値段が上がり
ます。
・ インフレ:ご存じのとおり、物価が全体的に上昇することを言います。
インフレになると、お金の価値が下がり、同じ量のお金で買えるものが少なくなります。
インフレの原因は複雑ですが、政府や中央銀行が景気刺激策としてお金を増やすことや、
原油などの国際的な価格変動などが関係しています。
・ 消費税:2019年10月に消費税が8%から10%に引き上げられました。
以上のように、すべてのものが値上がりする理由はさまざまです。
値上がりに対応するためには、節約や賢い買い物を心がけることや、収入を増やすこと
などが必要です。また、物価の動向にも注意を払うことが大切です。物価は常に変化して
いますので、自分の暮らしに合わせて適切な対策を取ることが重要です。
政府は明日2日、17兆円程度の経済対策を閣議決定するとのニュースを見ました。
この対策の中で、所得税などの定額減税と低所得者への給付金が目玉となっています。
定額減税は1人あたり年4万円で、3・5兆円の財源が必要です。
この給付金は住民税非課税世帯などに支給され、1兆円以上の財源が見込まれます。
これらの措置は、消費者の財布を潤し、景気回復につながると期待されています。
また、ガソリンと電気・ガス代の補助金も来年4月末まで延長されることになりました。
これらは、エネルギー価格の高騰に対応するためのものです。政府は、これらの経済対策
でGDPを0.8%押し上げる効果があると試算しています。
個人的には、ガソリン・電気・ガス代などの固定費の補助金はありがたいのですが、限定
的な給付金や補助金より消費税の減税を懇願しております。なぜなら、消費税は生活必需品
にも掛かりますので、低所得者や高齢者にとっては大きな負担だからです。
消費税減税が実現すれば、消費活動が活発になり、経済の回復にもつながると思います。
政府は、消費税減税のメリット・デメリットをしっかり検討して、我々国民の声に耳を
傾けてほしいと思います。(横浜の税理士法人YMG林会計:069)