普通に食べられるということ
こんにちは。税理士法人YMG林会計の坂本です。
私には高齢な母がいて、要介護1の認定を受けています。
母は一人で暮らしているので、生活するうえで大変なことが増えてきて、看護師の方や介護士の方に助けて
いただきながら過ごしています。
食事も自分で作ることが難しくなってきたので、宅配のお弁当を頼んでみましたが、せっかくお弁当が届い ても体調が悪く食べられなかったり、お弁当を受け取るために玄関に行くことも大変なのでやめていました。
そんな時「介護食」というのがレトルトの食品として売られているのを知り、スーパーに買いに行きました。
介護用品のコーナーは、広いスペースに履物・洋服・杖・食品などが置かれており介護用品が全て揃うように
なっていて、その需要の高さを感じました。
「介護食」も種類が豊富でおかゆからおかずまで何種類もあり、「舌でつぶせる」「はぐきでつぶせる」と
いったキャッチフレーズで食べる人の状態に合わせて選ぶことができるようになっていました。
また、充分なカロリーが食事から摂れない人のために125mlの飲み物で200Kcalが摂れる飲み物やゼリー
も種類豊富にありました。
私も食の細くなった母のためにいくつか買って帰りました。
昔からレトルト食品などを好まず使ったことが無い母でしたが、「思っていたのと違ってとてもおいしかった」
と言って喜んでいました。
今自分の口から問題なく食事できることがありがたい事で、今できる当たり前のことが、だんだんできなくなる
んだなという事を感じる今日この頃ですが、前向きに健康に過ごし、介護用品に頼らなければならなくなった時
はこんなにいろいろな介護用品があり、それを使って元気で過ごせればいいなぁと思った買い物でした。