こんにちは！YMG林会計の大塚です。

いよいよ春が近づいてきましたね。
桜は６００度の法則といって、２月１日以降の日々の最高気温累計が
６００度に到達すると開花するそうです。
今年は寒い日が続いたので昨年より開花が遅れているみたいですね。
一面桜色に染まる満開が待ち遠しいです。

実を言うと昔から春という季節が少し苦手でした。
出会いと別れの…なんていいますが、春はいろんなことが終わって
いろんなことが始まる季節です。
入学式、新学期、始業式、新入生、入社式、新生活……
新しい物事がスタートするときいつも期待より不安や緊張の方が大きくて
春は少し怖いという印象がついてしまったのかもしれません。

でも、そのたくさんの「始まり」が今の私をつくっているんだなと思うと
あの時のドキドキも愛しい思い出にできる気がします。
社会人になった今でも最初の一歩は少し怖いですが、
その一歩が未来の可能性を広げることも理解しているので
楽しく頑張ろうと思えるようになりました。

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今年１月に公開された『コーダ あいのうた』という映画（フランス映画『エール』の英語リメイク作品）
がすごく良かったのでご紹介させてください。

主人公はＣＯＤＡ（Children of Deaf Adult/sの略語。難聴の親をもつ聴者の子どものこと）の女の子ルビー。
ろう者の両親と兄の漁師の仕事を手伝いながら学校に通う彼女は歌うことが何よりも好きでした。
都会の名門音楽大学へ行けるほどの才能を持っていながら、
家族の通訳者としての役割を放棄することもできない彼女の悩みと成長を描いたお話です。

Ｃｏｄａは「末尾」「最後部」という意味の音楽記号でもあります。
ルビーが今までの生活に区切りをつけ、新しい一歩を踏み出そうとする、
勇気をふり絞るこのお話にぴったりなタイトルだと思います。

（3.28追記　なんとこちらの作品今年のアカデミー賞作品賞と助演男優賞を
　受賞しました！！本当に素敵な映画なので気になる方は映画館へぜひ！）

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太陽が出ている時間がのびて、人々の気持ちも景観も明るくなる春は
新しいことを始める絶好の季節です。特別大きな物事に挑戦しなくても
気になっていたあれをやってみよう、あそこに行ってみよう、なんて
小さなチャレンジを決意してみるのはいかがでしょうか。