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ショパン国際ピアノコンクール

こんにちは、YМG林会計の大塚です。

 

音楽コンクールの最高峰、世界3大コンクールのひとつで一流ピアニストへの登竜門として知られる

「ショパン国際ピアノコンクール」の本選が10月に開催されました。

 

5年に1度、ワルシャワで行われる本大会。

本来ならば昨年行われる予定でしたが、1年延期され今年開催となりました。

 

参加者は予備予選通過者と予備予選免除者の計87名。

日本からは14人ものコンテスタントが参加しました。

(中には東大工学部の方や名大医学部の方もいたり…とんでもない布陣です)

 

ステージ1では87名

ステージ2では45名

ステージ3では23名

ファイナルでは12名

 

それぞれのステージで決められた曲から選曲し、技術・演奏スキル・作品への理解力を

総合して点数がつけられ上位者は次のステージへ進みます。

結果は…

 

第1位 Bruce(Xiaoyu) Liu(カナダ 24歳)

第2位 反田 恭平(日本 27歳)

第2位 Alexander Gadjiev(イタリア/スロヴェニア 26歳)★ソナタ賞受賞

第3位 Martin Garcia Garcia(スペイン 24歳)★コンチェルト賞受賞

第4位 小林 愛実(日本 26歳)

第4位 Jakub Kuszlik(ポーランド 24歳)★マズルカ賞受賞

第5位 Leonora Armellini(イタリア 29歳)

第6位 J J Jun Li Bui(カナダ 17歳)

 

カナダ出身のブルース・シャオユー・リウさんが堂々の1位!おめでとうございます!

超絶技巧で硬質な音の粒が清廉でありながらノーブルで華やかな美しい演奏が

とてもとても素晴らしかったです。特に大トリのコンチェルトが印象に残っています。

 

日本からは反田さん小林さんが入賞!

反田さんは日本人にして51年ぶりの第2位入賞。日本人最高位タイです。

小林さんは前回に引き続きファイナルまで残り、今回見事入賞を果たしました。

2人も入賞するのは16年ぶりだそうです。本当にすごいことです!

 

ショパンコンクール、いつか生で聴いてみたいなと思っていたのですが

今年はライブ配信の環境を整えていただいたので

癒されながら、時には手に汗握りつつ、心を揺さぶられ、しっかり拝聴することができました。

YouTubeの公式チャンネルに全ステージやコンサートのアーカイブが あるので

ぜひぜひぜひ聴いてください。

すごいですよ。ピアノってこんなにすごいんだと思わされます。 https://www.youtube.com/c/chopininstitute/featured

 

入賞者をはじめ素晴らしいステージを披露してくれたコンテスタントの方々は

これから世界中でたくさん公演がはじまります。

最高位のリウさんも日本でN響との演奏や

入賞者のガラコンサートを控えているそうです。いいなぁ聴きたいなぁ。

 

『ピアノの森』というショパン国際コンクールを題材にした漫画もあるので

気になる方はこの機会にいかがでしょう。

アニメ版では今回のコンテスタントの方含めプロの奏者がキャラクターの

ピアノに音をあてています。なんて豪華!

 

私も家で埃をかぶっていたクラシック名曲集の楽譜を見つけたので

「よしショパンの曲にチャレンジしてみよう」とピアノの前に座ってみたのですが、

一小節弾くことすら精一杯で思わず笑ってしまいました。

こんな恐ろしい難曲を当たり前のようにスラスラ弾いてしまうプロの方々には脱帽です…。

 

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